雪が降っていたら塗装はできない?~塗装工事を行う際に重要な気象条件を徹底解説!~【長野県松本市の皆さんへ】
2023/02/10【スタッフブログ】
皆さんこんにちは。
長野県松本市の外壁・屋根塗装専門店の三和テクノ株式会社です。
今日は大寒波以来に雪が降りましたね!1日中降りそうな天気予報でしたので、皆さんお出かけの際は十分お気をつけください⛄
ところで、皆さんは雪が降った時に、塗装はできると思いますか?大半の方ができないのでは・・・?と思われるでしょう。その通り。雪が降っている時には塗装工事は行いません。雪が塗料の中に入ってしまった場合、塗料の中の水分量が多くなってしまい、塗膜が膨れ、施工不良が発生してしまいます。
実は、塗装工事を行うにあたって決められた『気象条件』があります。それに基づき工事を行うか中止するかを見極めています。
今日はその『気象条件』をご紹介いたします。
稀に、塗装をしてはいけない条件の場合でも人工削減のために無理やり工事を行ってしまう業者もいます。(いわゆる悪徳業者という人たちです)そういった場合に対処できるので、覚えておくと今後のお家のためになります!是非ご一読ください!
【塗装工事ができる気象条件】
気象条件は、日本建築学会が定めています。
〇塗装場所の気温が5℃未満、相対湿度が85%いzy法もしくは、適切でなく結露することによって塗料の乾燥に不適切な場合は原則として塗装作業に着手しない。やむを得ず塗装を行う場合には、採暖と換気などの養生を行う必要がある。
【冬や夏に塗装工事を行う際に注意すること】
①塗料が固まるのに時間がかかる
→基本、塗料は乾燥させる時間が決まっています。適切に乾燥が行われないと塗膜がうまく形成されず機能性が発揮されません。
②かぶり現象のリスク
かぶりと聞くと聞きなれないですが、これは塗料が硬化しない間に結露してしまい、塗料に水分がしみ込んでしまうもやがかかったように滲んだ仕上がりになってしまいます。かぶり現象を防ぐためには、乾燥しやすい環境であることが必要不可欠です。