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長野県松本市の皆さん!塗装工事ができる気象条件ご存知ですか?

2022/09/22スタッフブログ

皆さんこんにちは。
長野県松本市の外壁・屋根塗装専門店の三和テクノ株式会社です。

ここのところ台風のせいもあり、天候が落ち着かない日が続いていますね・・・☔
塗装工事中の皆さんは
「雨が降っているときの工事はどうするんだろう・・・」
「雨の影響で仕上がりが悪くならないだろうか?」
と心配されていることと思います。

塗装工事は年中行うことができますが、季節によって適切な施工方法で工事を行わなければいけません。塗装工事ができる条件というのが決められていて、職人はその決まりに基づいて工事の決行・中止の判断をしています。

今日は、塗装工事を行う際、雨や雪、湿度がどのような影響を与えるのか、そして塗装工事ができる気象の条件は具体的にどんなものなのかをお伝えしていきたいと思います!

~~~塗装ができる気象条件~~~
①塗装箇所の気温が5℃以上である
②相対湿度が85%未満である
③上記以外でも結露が発生するなどによって塗料の乾燥に不適切な場合は原則として塗装作業は行ってはならない
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◆雨や湿気が塗装に及ぼす影響◆

①塗料の乾燥・硬化に時間がかかる
塗料は完全に乾燥してから機能性を発揮します。
湿気や雨のせいで乾燥が遅くなると塗料の硬化も比例して遅くなります。乾燥時間が長ければ長いほど塗料に塵や埃が付きやすく、水滴がついてしまう可能性もあります。
表面にごみや水滴がついてしまうと、もちろん仕上がりの美観にも影響を与え、機能性も低下する可能性があります。

②かぶり現状に注意
塗料が硬化するためにはエネルギーが必要です。エネルギーを消費すると塗料の温度は下がります。冬はとくに温度が低いので、塗装したときは温度が5℃以上あったとしても塗装後に温度が下がって結露することもあります。
塗装後に結露が発生して、その際塗料が乾燥しきっていなかった場合、塗料に水分がしみ込み滲んでしまいます。これをかぶり現象と呼んでいます。


◆夏や冬に塗装工事を行ううえで注意するポイント◆

①工期が長くなる
一般的に塗装工事は、外壁塗装、屋根塗装のみであれば5日~1週間ほど。外壁と屋屋根両方であれば10日から2週間ほどかかります。
しかし、夏や冬は雨や雪が降ることを考えて工期を少し長めに確保します。
そのため一般的な工期だと思っていたのに長くなってしまってストレスになってしまう可能性があります。工期が長引いてしまったら困る、という方は夏や冬の施工はおすすめできません。また、そのような場合は業者に事前に伝えておくようにしましょう。

②延長料金がかかるリスクがある
通常、気候のせいで工期が延長された場合、追加で費用をとることはありません。
しかし業者によっては追加で費用を請求されることもあります。
ですので、見積り、契約の段階で業者に延長料金の有無をしっかりと確認しておく必要があります。

③水性塗料よりも溶剤塗料がおすすめです!
塗料は水性塗料・溶剤塗料に種類を分類することができます。希釈剤に水を使用していれば水性塗料。希釈剤にシンナーなどを使用していれば溶剤塗料です。
水性塗料はニオイも少なくのびが良いので作業性に優れていますが、乾燥するのに時間がかかります。しかし溶剤塗料はシンナーのニオイはありますが、乾燥しやすく塗膜が固まりやすいので、同じシリコン塗料だとしても溶剤塗料の方が耐久性が高い傾向にあります。


まとめ
いかがでしたか?
雨や雪が塗装工事にもたらす影響や、塗装ができる気象の条件などをお伝えしました。業者によっては雨や雪が降っても作業を人件費削減のために作業を続行していたり、気温を図らずに作業を行っていることもあります。
季節によって適切な施工方法で基準を守ってまごころこめて施工してくれる業者を選びましょう🐶