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塗料の種類〈フッ素塗料ってどんな塗料?〉

2022/06/16スタッフブログ

皆さんこんにちは。
長野県松本市の外壁・屋根塗装専門店の三和テクノ株式会社です。

前回のブログでは、シリコン塗料についてお伝え致しました。
シリコン塗料は、リーズナブルで且つ安定した性質で人気のある塗料だということがお分かりいただけたかと思います。
今回は、グレードで言うとシリコン塗料の上、「フッ素塗料」をご紹介致します。
シリコンの上、と言いましたがシリコンとは含まれる成分も違ければ、耐用年数・価格も大幅に違い、いわば塗料の中のトップクラスに位置する塗料です。

発明されてあまり時間が経っていない塗料ですが、多くのメーカーが開発を進め多種多様なフッ素塗料が増えてきています。

今回は少し、フッ素塗料のオススメのご紹介しながらメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います。

◎フッ素塗料とは・・・・・
皆さん、フッ素はご存知でしょうか?
シリコンと同様身近にフッ素は採用されていますね。一番馴染みがあるもので「歯磨き粉」でしょうか?調理器具などにも使用されるようになっています。
フッ素は単体で利用されることはあまりなく、基本的には炭素やケイ素、と言ったほかの物質を反応させて利用することがほとんどです。
フッ素塗料の場合、蛍石という天然石を硫酸と反応させフッ素を生み出し、これらは強力な結合力を持ち、高い安定性を発揮します。

◎フッ素塗料のメリット
*耐久性が高い
*耐熱性
*親水性

フッ素塗料の期待耐久年数は15-20年ほどです。
シリコン塗料は耐用年数が8-15年ほどなのと比べるとはるかに高い耐久性です。耐久性や耐熱性が高いということは、長期間建物を保護し、美観を保つことができるということです。15-20年間外壁・または屋根の光沢を保つことができるので、メンテナンスの頻度を格段に減らすことができ、サイクルコストの軽減に繋がります。
シリコン塗料と比較しても、トータルコストはフッ素塗料の方が抑えられます。


◎フッ素のデメリット
*高価
*艶なし不可

デメリットはやはり高価なところでしょうか。お客様の中には「フッ素塗料が良いけれどお金を用意できないからシリコン塗料にしておくわ」なんて方もいらっしゃいます。シリコン塗料と比べると倍近く金額が高くなるので、いくらトータルコストが安くなるからと言って、まとまったお金を用意するのはなかなか難しいですよね。
お客様に安心して過ごしていただくためのメンテナンスなので、お客様のニーズに合わせて塗料を選びましょう。
ちなみにですが、フッ素塗料は艶なしが選択できません。和風な建物などの塗装でどうしても艶なしにしたいという方は他の塗料を検討する必要があります。

◎スタッフ一押しおすすめフッ素塗料のご紹介

★アステックペイント【父祖REVO1000】
こだわり抜かれたアステックペイント独自の技術で、従来の水性塗料を凌ぐ高耐候性を実現したハイクラスフッ素塗料です。なんと期待多様年数は16-20年!

★プレマテックス【ウルトラフッ素】
2021年発売、注目の新塗料です。ウルトラ交互鎖エネルギー技術×多重ラジカル制御技術で圧倒的相乗効果で建物を長期に渡り保護します。こちらも期待耐用年数なんと18年以上!