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塗装工事の正しい工程、ご存知ですか?【重要】

2022/06/12スタッフブログ

皆さんこんにちは。
長野県松本市の外壁・屋根塗装専門店の三和テクノ株式会社です。

塗装工事には《美観を保つ》《建物を保護する》《機能性を与える》という主に3つの役割があります。
しかし、塗装工事には決まった工程があり適格な施工が行われないと、いくら高額な費用を払ったとしてもそれは無駄になってしまいます。

今日は、塗装工事の正確な工程を皆さんにお伝えしますので、是非参考にしていただいて、塗装工事に活かしていただけでばと思います✨


【塗装工事の工程】

①足場架設
安全で正確な施工を行うために、足場を設置します。
同時に、高圧洗浄の水しぶきや塗料の飛散を防ぐためにメッシュシート(飛散防止シート)を張ります。

②養生
塗装をしない箇所には、塗料が付着しないように専用のカバーやマスキングテープを貼ります。特にコーキング工事や塗装の際には、仕上がりの美しさを左右する工程になりますので、丁寧な作業が必要とされます。

③下地処理
劣化している箇所・破損している箇所・交換が必要な箇所などの補修を行います。
コーキングやケレン作業を行うことが多いです。
(コーキング:外壁のボードとボードの間にある目地。)
(ケレン作業:トタンなどの鉄部に発生しているサビなどをサンドペーパーなどで除去します。目粗しや毛羽処理といった塗面を整える作業もケレン作業のひとつです。)

一通り補修が完了したら、下地材をしみ込ませていきます。
下地材をしっかりとしみ込ませることで、上塗材の密着度を向上させます。

④塗装
下地材をしっかりと乾燥させたら、次は中塗り材を塗装します。中塗り材は希望色です。中塗り材を再度乾燥させてから、上塗材を塗装します。上塗材は中塗り材と同じ塗料を使用することがほとんどです。
同じ塗料を重ねることで強靭な塗膜を形成することができ、塗料の機能性を十分に発揮することができます。
雨樋や、軒天、破風板などの付帯部も同じタイミングで塗装します。

⑤点検
塗装が完了したら、現場監督や営業マンが点検を行います。
お客様にも一緒にご同行いただき、完了の確認を行います。

⑥足場解体・清掃
足場を解体し、丁寧に清掃を行い、お客様にお引渡しします。


かなり大まかにお伝えたえしましたが、一番重要な部分はやはり塗装の工程です。塗装は基本3回工程で、下塗り・中塗り・上塗りを行います。
ここで注意していただきたいのでが、悪徳業者の手抜き工事です。悪徳業者の中には、下塗り・あるいは中塗りを省いて塗装を行う手口を使うひとたちがいます。
完工の時点での仕上がりで手抜き工事をしたかどうかは判断がつかず、1年ほどで劣化が現れやっと施工不良だと気付くことが多いです。

このような手口にひっかからないためには、お見積りをしっかりと確認する。または施工中の動画や写真を共有してもらう、などの対策が必要です。

しっかりと正確な工程を行ってくれる業者かを見極めて業者選びを行いましょう!業者の過去の施工事例なども確認してみると行った工程が写真と一緒に記載されているところもあるので、参考になるかと思います(^▽^)