外壁の艶ありと艶消しについて
2022/04/01【お知らせ】
こんにちは。三和テクノ株式会社です。
本日は【塗料の艶の種類】について紹介していきたいと思います。
塗料には「艶」の種類があります。
「新築で建てたときのようにピカピカにしたい!」「光沢や艶を抑えて落ち着いた雰囲気にしたい」など、外壁の艶にもお客様の好みに合わせてこだわることができます。
「塗装をした!」という感じが出るのは艶あり、「マットに仕上げたいなら艶消し」とよく言われていますが、実際に艶あり、艶消しにはどんな違いがあるのでしょうか。
今回は、艶の種類と特徴を紹介していきたいと思います。
塗装における艶とは
艶とは、なめらかな平面や曲面に浮かぶ光の反射や光沢のことを言います。塗装などの工業製品では、平面に60度の角度から光を当てて、反射した光を測定し、艶の有無を図ります。
艶の種類
塗料は、艶の有無によって5種類に分けられます。
艶の種類は「艶あり」「7分艶」「5分艶」「3分艶」「艶消し」の5種類です。
7分や5分のような数字を見ると7分艶が70%、5分艶が50%と思われがちですが、実際にはそれよりも低い反射率になります。
また、基本的には5段階ですが塗料によって5段階のうちあるものとないものがあります。塗料を作成する上で使用する成分の加減によって5段階の艶を用意できない塗料もたくさんあります。
艶あり
艶ありは最も艶がある種類です。光の反射率は70%以上!!
新築のようにツヤツヤと光り、手触りはツルツルしています。
艶消しよりも耐候性に優れていて、汚れに強い特徴があります。
7分艶・5分艶・3分艶
艶ありと艶消しの間に分類される艶で、数字が大きいほど艶があります。それぞれの光の反射率は、7分艶が55〜65%、5分艶が30〜40%、3分艶は10〜20%になっています。
艶消し
光があたっても照り返しがないので落ち着いた仕上がりになり、光の反射率は5%以下です。手触りはザラザラしていて、艶ありに比べると汚れやすく耐候性が劣ります。
落ち着いた雰囲気や高級感を出したい場合に採用されることが多いです。
いかがでしたでしょうか。
塗装にも艶の種類があってそれによって見え方が違ったり、性能に差が出てきます。色選びも悩みどころですが、ぜひ艶にもこだわってみてください!